ノート
□日常ふぁんたじぃ
1ページ/29ページ
あの頃の俺はネガティブでもなく、
人間嫌いでもなかった……
ノートにメモしたのはたんなる遊び。
にぎった小石はたんなる夢。
そうじゃなかったの?
「俺は勇者なんかじゃない――」
「そうね、勇者はあたしよ」
「ちなみに僕もね」
「…………」
魔王と勇者の対立、
それは少年少女たちの戦い。
++++++++++++++++++++
当作品は別作品[No Fantasy,No Life.]と
ちょっぴりリンクした物語になっていますが
たぶん単体でもお楽しみいただけます。
少しでもコメディにしたかった。
僕には無理だった。
ここまで表紙