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□紅葉色の君を見て
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  『ごめん。』


そんな言葉では足りない。

………伝えきれない。



森滋、ごめん。

俺が応援すべきだった。




いつも、
お前の一番近くにいた俺が……


――――いや、


お前の一番近くにいたのは、
あいつだったな。





ごめん、森滋。







 

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