VOCALOID

□死ねばいいよ[短編]
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グミは自室の天井を眺めていた。
無造作に投げ出した四肢はベッドに沈んでいる。

彼の放った言葉が頭を離れない。

忘れてしまえばいい。
それだけなのに。

携帯の着信メロディが鳴っていたが、手に取る気にはなれなかった。
ひどく身体が重たかった。
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