闇の末裔

□夏の終わりに
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「クシュッ」

「おや、風邪ですか?夏の疲れが出たのかもしれませんね。」

邑輝の指が、そぅっと巽の頬に触れる。
‘あっ…っ!’

「だっ、大丈夫です。///」

「いけません、夏風邪はなかなか治らないんですから。拗らせたら大変です。」

「……。」

「私が、じっくりたっぷり診察して差し上げますよv」





「…ご遠慮します。」
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