眼鏡

□薬
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信じられない事だが、目の前には二人の『佐伯克哉』がいた。
何時もの見慣れた、眼鏡を掛けて不敵な笑みを浮かべる佐伯と、
時々現れる、眼鏡を掛けていない日だまりの様な笑みを浮かべる克哉…。

目を見開いたまま動かない私を見て、二人の『佐伯克哉』は、私の肩を抱き、手を引いて寝室へと誘った。

ベッドの上で、二人に両側を押さえ込まれ、顎を強く掴んだ佐伯に、無理矢理ソレを流し込まれた。私が飲み下すのを確認してから体を離す。

身体が熱くなり、段々と薄らいでいく意識の中で、克哉の悪魔の囁きを聞いた。

「こうなったら、三人で楽しみましょう。ね、御堂さん。」

***

意識が浮上してくると、何時もの寝室なのに違和感を覚えた。天井が高く、ベッドが広い。

「あ、目が醒めた?」

にっこりと微笑む克哉の顔が遠い…。

「良い具合に変化したな。」

自分の背後にいた佐伯の顔も、やはり遠かった…。

『変化って?』

自分の身体を改めて見ると、細い腕、小さい手脚。まさしく少年の身体に変化していた。
唯一股間のモノだけは大人のままなので、そのアンバランスさが妙だった。
嫌悪の表情でいる私に、佐伯は膝に手を掛け、思いきり開いた。
股間を全て更け出させる様な格好に、顔が羞恥に染まる。

「ほら、孔が増えているでしょう?」

場所を教える様に、佐伯の長い指がソコに触れる。
割れ目をなぞり、ゆっくりと指を奥へ挿入していく−−。

「ひ…っ!ゃ…ゃぁ…。」

痛みは感じなかったが、指が奥へ奥へと入っていく感覚に恐怖を覚えた。

『何処まで入ってくるんだ…。』

身体を強張らせたままでは、佐伯達も楽しめないと思ったのか、佐伯は片手を後孔に伸ばして優しくほぐしていく。
 
「あ…ぁ・んん…っ」

慣れた行為のハズなのに、何時もよりも快感を多く拾っているようで、既に大人のままのペニスは、赤黒く怒張し、血管が浮き出て脈打っていた。尖端からは、白濁した体液が滲み出ている。

指を三本入れ、孔を拡げる様に、内壁を擦る様に動かすと、御堂の口から、何時もよりも高い嬌声が上がった。

佐伯は指を抜き、自分のペニスを宛がうと一気に根元まで収めてしまった。

「っ…。子供だからか?柔らかいな…。ねっとり纏わりついて締め上げる。」

小○生の身体を犯す背徳感からか、佐伯も何時もより興奮している様だった−−。




 
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