10/12の日記

16:31
No title
---------------















深い 深い 夕焼け

黄昏の空の真ん中


沈んでいく夕陽を

広い大地の上から

ひとり 眺めたとき



僕等は不意に誰かの

儚い 命の終わりを

遠くで知るのでしょう










深い 深い 星空

月は静かに煌々と

真っ黒な世界を照らす



真っ暗な部屋で

カーテンを開けて

差し込む月明かりを

ぼんやりと見つめて

思うのは、 あした





甦る記憶は いつも

知らない遠い場所で

涙が、 流れたならば

それは必ず どこか、

胸の奥に仕舞った景色



思い出せなくても

知っているのなら、

きっと妄想ではなく

記憶と呼ぶのでしょう





真実であっても、

そうでなくとも、





.

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ