幽霊になってそれから

□君がいなくなった
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〜精市SIDE〜

今日は、俺達の仲間の仁王の一周忌。

幸村「今日の練習は此処まで、レギュラーは残ってね。お疲れ、平や準レギュは早く帰りなよ?」


仁王のお墓参りに行かないと。


丸井「幸村君、用は何なんだよぃ」

幸村「墓参りだよ。一周忌だからね」


真田「あれから、もう一年だな」

切原「早く行きましょう。仁王先輩に挨拶したいっす。」


〜〜〜〜〜〜〜〜
〜雅紀SIDE〜

今日は兄貴の一周忌じゃ。俺のせいで…

『雅治、久しぶりだね。俺は精治さん幸子さんと仲良く暮らしてるよ。それから、またテニス始めたよ♪雅治が得意だったイリュージョン、雅治までとは言わないけど出来るよ。そうそう、精治さん達は雅治の部活の部長さんの祖父母なんだって。だから、幸村精市君とは、義理の双子だって。今更、言えないよね。だって雅治が事故に会ったのは、俺のせいなのに。あの時逢いたいって我が儘言ったから…。謝っても謝っても誰も許さなくていい。これは俺なりの償い。いろいろな人、得にテニス部Rの人達は俺を憎めばいい。雅治が居ない世の中なんて、死んだ方がまし。一時、自殺なんかを考えた。でも、約束したもんね、どちらが死んでもその分どちらが、生きて天寿を全うするってだから俺はこの雅治の左目に懸けて天寿を全うするよ。それから、友達の精神科の先生がねテニス部…得にレギュラーが精神状態が不安定だって。俺もね、雅治が死んだ時、精神が崩壊してつい最近まで心を閉ざしてて、喋れなかったんだよ?雅治も俺が死んだら、悲しんでくれる?…今のは聞かなかった事にしてね?じゃあね(^-^)/そろそろテニス部が来ると思うから。』


長く喋り過ぎたな。今日は雅治の家に行く予定。

ん?向こうから来るのは、テニス部か。挨拶して帰ろう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜再び幸村精市SIDE〜

ふぅ、やっと着いた。あっ!お寺のお坊さんだ。

幸村「こんにちは。」


坊「あぁ、こんにちは。仁王君のお墓参りかい?」

柳「はい。そうです。」


坊「今は、行かない方が良いよ仁王君のご家族が来ているから
 

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