03/10の日記

23:35
結局キミは答えをくれない
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こりずに第二作←
一応「あなた」はサブマスのクダリさん設定










もう嫌だ。私は存在していて意味があるのだろうか。…友達だと信じていた彼女に、嘘を吐かれた、親は私を手放したいと云う、皆私の事を分かってくれない。


『もう、嫌だよ』

「何が?」

『私が。ねえ、たすけて』

「助けてあげる、キミが望むなら、いくらでも助けてあげるから、」


だから、泣き止んで

そしてあなたは私の頬を指差した。雫が静かに流れている


『私ね、「好き」とか「愛してる」に飢えてるんだと思う』

「うん」

『だからね、私の頭の中に居るあなただけでも良いから、愛がほしかったの』

「う、ん」

『ありがとう。「助けてあげる」って言ってくれて』

「…どういたしまして。でもね、これぼくの本心なんだ」

『でも、本当のあなたじゃない』

「うん。…偽物のぼくじゃ、不満…?」

『ううん、ありがとう、これからも、助けてくれる…?』

「勿論。ぼくはキミの都合の好いように作られた偽物だよ?」

『…偽物なんて言わないで』

「でも、」

『私の中では、目の前のあなたが本当だから、だから、偽物なんて言わないで』

「…ありがと」


これは全て私の頭の中のはなし。全てフィクション。全て嘘。

それでも私にとっては甘い蜜。
もう何もかも嫌になる前に、ホントの愛を下さい。





結局キミは答えをくれない
201203102332 蓮芽

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19:12
画面越しの愛は実るのだろうか
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突発的に作ったお話なんですけどブックに載せようか悩んだ末ここに(笑)一応「彼」はポケモンBWのNさんの設定です←
タイトルから既に「実らねえよ」って感じなんですけどただの蓮芽の気持ちですすいません←












『…私は君に恋をしたらダメなのかな』

「ダメじゃないよ。ただ、叶わないだけ」


ぺたり、

冷たい壁に阻まれて触れられない。彼は目の前に居るのに


『私は君に触れたらダメなのかな』

「ダメじゃないよ。ただ、見えないだけ」


私の頬を雫が撫でる
君はつらい思いを沢山してきたよね、かなしかったよね、なきたかったよね。


『私は君と喋ったらダメなのかな』

「ダメじゃないよ。ただ、届かないだけ」


そんな会話もできないの?神様、あなたは何て無情なの。


『私は君と、会ったら…ダメ、なのかな…?』

「…多分、ダメだよ」

『っ、なんで…?』

「画面越しの恋なんて、悲しすぎるだろう?」

『じゃあ今そこにいる君は?』

「キミの作り出した自問自答だよ」

『…そっ、か』

「答えをあげようか」

『ええ、』

「きっと本当のボクも、おんなじ事考えてるよ。」

『…本当?』

「うん。きっとどこかの平行世界で、本当のボクも画面越しの恋をして、偽物のキミと自問自答してる、だから、」


ボクに捕らわれずに幸せになりなよ。って言ったら怒るかい?

一言彼は問うと、背景に融けた。…全く、自問自答の癖にそういう所は本物にそっくりだ


『怒らないよ。ただ、悲しいだけ』


彼が画面越しに言った「サヨナラ」の意味を、私はまだ知らない。






画面越しの愛は実るのだろうか
201203101908 蓮芽

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