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□プレゼント
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「いつも国光を独り占めしやがって…。国光は俺のだ! お前なんかに渡すもんか!!」
お前なんか、大っ嫌いだ!!
そう叩き付けるように言うと、俺は駆け出して、手塚の家へ向かった
***
「国光、大丈夫か‥?」
国光の部屋に入ると、国光はベッドの上で苦しそうに眠っていた
びっしょりかいた汗で額に張り付いた髪を退けて、側にあったタオルで、その汗を拭ってやると、何となく、国光が微笑った気がした
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