心の旋律
□皆の髪型
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『こうして見ると、皆髪型変わったね』
「そういや、そうだな
ジュードなんかちゃんとセットするようになったし」
「うん、こういうのもやってみたいと思うようになっちゃって
そういうアルヴィンは髪が伸びたね、伸ばしてるの?」
「まぁ、な。これはこれでイケてんだろ?」
『うん、何だか前より柔らかくなったっていうか、優しくなったね!』
「あ〜、それ解るかも!」
「私も解ります」
「おじさんになったって事だねー」
「やれやれ、女性陣とぬいぐるみは手厳しくなったもんだねぇ」
「フフッ、アルヴィンらしい髪型だよ」
『ミラは変わらずシルフが結ってくれてるの?』
「あぁ、最近は自分でもやるのだが、なかなか思うように結えなくてな…」
「その髪型を人の手でできたらすげぇよ…」
真剣に悩むミラにツッコミを入れるアルヴィン
『あはは…、レイアのはふんわりした髪型も良かったけど、帽子を被ってボーイッシュって感じでカッコ可愛いよ』
「ありがとう、ルナ!、そう言ってもらえると嬉しいよ」
「カッコ可愛い…?」
「カッコよくて、可愛いって意味ですよ」
「えっ、それって…」
「まぁ普通に考えたら矛盾だな…」
聞き慣れない言葉に首を傾げるジュードに説明するエリーゼとフォローを入れるアルヴィン
「エリーゼの髪はルナとドロッセルが結ってくれたんだよー」
「二人が話し合って私に似合う髪型を結ってくれたんです」
幸せいっぱいの笑顔で言ったエリーゼ
「そうだったのか。ドロッセルはともかくルナが…」
「うん、ちょっと意外かな」
ジュードの言葉に私以外頷く皆
『何でともかくとか意外なの!?』
「だってルナ、私より不器用だし、髪型だっていつもヘアピンぐらいしかしてないじゃん!」
『う…、そ、それは……』
「「それは?」」
それはの後を興味津々に聞こうとするエリーゼとレイア
『〜っ…、似合わないからだよ!!////』
私は全力でその場から逃げた
「まさかの照れというか…」
「ルナらしい天然ですね」
「あぁ、とても可愛いよ」
「相変わらずだな
ジュード、今度アイツに似合う髪留め買ってやれよ」
「へっ!?、……うん…////」
肩に腕を回して言ってきたアルヴィンに赤面しながらも頷くジュードだった…