いつでも君が側にいる

□君の今
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「なんで…ここに…。」

リョーマがそれを尋ねようとした瞬間…


「おチビ〜っ!集合だぞ〜っ!…ってありゃ?その子誰?」

なんか猫みたいな人が飛んで来た。


「菊丸先輩…。」

(菊丸?へぇ…、リョーマの先輩か…。なんか弱そうだな。)

私は心の中でそう思ったが、あえて言わない事にした。


「ねぇねぇ、おチビ!その子知り合い?誰なのさ?」


その菊丸先輩とやらは、私の事をリョーマにしつこく聞いている様だ。


「あー…、只の幼馴染っスよ。」

リョーマが呆れた様に答えると、

「へぇ〜っ!君、おチビの幼馴染なの!?ちょっと練習見て行きなよ〜っ!」

『ぇ、ちょ…っ!?』

そう言って、私の腕を引っ張りコートの中に連れて行った。


なんか、大変な事になりそうな予感がする…。
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