いつでも君が側にいる

□一日だけの
1ページ/6ページ

結局……おじさまは止められず…、おばさまにも「あら、いいんじゃない?」とか言われ…リョーマの部屋で泊まることになった私……



私は顔を真っ赤にしつつリョーマの方を見つめた。

リョーマはそっぽを向いているが、耳まで赤くなっているのが分かる。




『えと…じゃあ…いいかな?』



話しかけるとリョーマはビクッと肩を震わせてそっぽを向いたまま。

まだ頬がほんのり赤いのが見てとれる。



「……仕方ないじゃん」






きっとリョーマも恥ずかしいんだろうけど…渋々了承してくれた。


でも一応お礼は言わなきゃね、





『リョーマッ!』


私がそう叫ぶとリョーマはこちらを向いた


その瞬間…











『ありがとぉっ!』


私はぎゅっとリョーマに抱きついて頬にキスをした



「…………っ!?////」



離れてみるとリョーマはその場で固まって動かない





あれ…?アメリカだとこうだったよね?
ってゆーか君、アメリカ帰りじゃん




頭の中であれこれ考えていたら、トンッと肩を叩かれた

振り向くとそこにはリョーマがいて…












私と同じ様に頬にキスをした。



え、私お礼言われる様なことした?←

キョトンとした顔をしていると






「流湖がやって来たから…仕返し」


そう言ったリョーマの顔には悪戯な笑みが張り付いていた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ