いつでも君が側にいる
□これが運命
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『おはよーございまーす』
制服に着替えた私は下へと降りて行った。
そこにいたのは南次郎さん。
「お、おう!早かったな!」
…なんか慌ててる。
ってゆうか、後ろから紙切れ見えてるし…。
『南次郎さん…何見てたんですか』
「な、なんでもねぇよ!気にしないで飯食って来い!」
大体見ていたものは分かるし、結局放っておくことに。
リビングに行くと、朝ごはんが用意されている。洋食だ。
「……今日洋食なの?」
すると丁度リョーマも降りて来た。
「だって流湖ちゃんはアメリカにいたしその方がいいかなぁと思って」
おばさん………お心遣い感謝します!
でも、リョーマは少し嫌そうな顔をしている。
『あれ?リョーマって洋食嫌いだったの?』
「別に…嫌いじゃないけど、和食の方が好きってだけ」
そっか!リョーマは魚とか食べて大きくならなきゃいけないもんね!
「流湖、余計なお世話」
『あれ?声に出してた?』
「いや、顔に出してた」
『マジでか!?』
朝っぱらから馬鹿らしい会話をする私達。
……いや、主に私なんだけどね?
リョーマは普通なら朝練に行くらしいんだけど、今日は私の為に休むらしい。
すっごい優しいね!
リョーマ大好きだよ!
リョーマと私はご飯を食べ終わって、家を出た。