裏切りの結末

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ー翌日ー





私は氷帝学園に来ていた。


空をあそこまで追い詰めた奴等がいる学校…



『って言っても広いな、どんだけ金かけてるんだか…』




呆れ乍も足を進める。
広すぎてどこがどこなのかとか全く分からないけどね。


そんな時、




「あの…どうかしましたか?」





声のした方へ顔を向けると…


デカッ!?



高身長の男の子が立っていた。
しかも銀髪。


どうしてブン太といい雅治といい派手な頭の奴が多いんだ…
あ、ジャッカルも派手だな、色々と。





『学校見学に来たんだけど、広くてよく分からないんだよね』


「そうなんですか、じゃあ俺が案内しますよ」




この子はなんていい子なんだろう
こんな子が空の近くにいれば…


そう思ったけどその考えは打ち消した。





今更ぐだぐだ言ったって、空が飛び降りたという事実は変わらない。



だから今は学園内を案内してもらうことだけ考えるとしよう。
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