いつでも君が側にいる

□まだまだだね
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「あの子…一体何者なんだ!?」

「あの越前が…っ!?」



「五十嵐流湖…。どこがで聞いたことのある名だな…。」

「ん?乾〜?どうかした?」

「菊丸…。いや…なんでもない。」



その間に私達の試合は、3-3。
両者どちらも譲らない戦いになっていた。



パコーンッ!パコーンッ!



『いただき!』


隙を逃さないよう、すかさずドライブボレー!



やっと、4-3…。


やっぱり強いなぁ…リョーマは。



そして…リョーマのサーブ。


「流湖、手加減しないから。」


リョーマがそう言った瞬間、私の横を風が通り抜ける音がした。
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