小説

□その先は見えている
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「はぁあああ  ………」



今までにないくらい大きな溜め息をついて、俺は肩を落とす。


「どうしたんです?ピッコロさんが溜め息なんかつくなんて珍しいですね…。」

「ピッコロ、何かあったか?」


「…うるさい。ほっとけ。」



デンデとポポに聞かれたが、適当にあしらってやった。

…というか、理由など言えるわけがない。



俺は神殿の端まで歩いて、ドカリと胡座をかいた。



朝、
目を覚ますと俺は一人で寝室のベッドにいた。

服もちゃんと着ていて、昨夜の事はまるで夢だったかのように思えた。

だが、尻の違和感や身体のけだるさ、悟飯のつけた赤い痕……、


首には手の形をした痣がくっきりと残っていた。


「………。」


俺はマントで隠れた首もとに手をやる…



……俺は悟飯に……

その………;



だ…抱かれたのだ。



しかも無理やり……;;;;



チ――ン………




「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああ    !!!!何をやってるんだ俺はァアアア!!!!」


俺は思わず頭をガリガリとかきむしりながら叫ぶ。


動けなかったにしろ、俺は悟飯の師だぞ!!!!???
流されてど
うするぅうう!!!!????;;;





「…神様、ピッコロが…」(←見にきた)

「あは、何か楽しそうですね?ww」(←!?)

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