かんのう
□そして顔は近付く
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「…ぃっ、んゃっ…ぁ、ぅんっ!」
「くくく。今日はヤケに素直じゃねーか」
軋む音をギシギシ鳴らして、二つの裸体がベットの上で重なり合う。
「だ…れが…あんたなんか…ぁ…っ、はぁっ!ぅぅんっ!ゃ…ぁ…」
「体は正直だぜ?こんなふうにな…」
指は生き物のように、体中を這い回る。
「…んっ!ゃ…っ…!こ、この…変態っ!ああぁっ!」
「くくく。その変態野郎に触られて、ココからこんなに汁を溢れさせてるお前も、充分変態じゃないのか?」
ぐちゅり、と卑猥な音がやけに耳についた。
「は、あぁっ!ぅうん、ふっ!ぁ…」
「…我慢できねーな。そろそろ犯すか」
言うが早いか、男は女の唇に吸い付き貪りながら…荒々しく動いた。
「ぁっ、ぃゃっ、んんっ!んーっ!」
女は必死に抵抗するが、無駄なあがきだった。
「は…ぁっ…ん…っ」
ちゅく、ちゅく、と音はイヤらしく聞こえ、唇を離れた男の舌が、勢いよく立った乳首を吸い上げる。
「ん…っ」
空いた手は、ふっくらと形の整った乳房を、揉みしだいていく。
「イイな…やっぱ、お前は俺のモノだ!」
「んっ!い、ぃゃっ!あぁっ!」
一際高い声で否定しながらも、堪らず喘ぐ女。