かんのう


□impatient
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「んぁ…っイれて…お願いっ…」

朱く紅潮した表情を俺に向け、女は言った。

「まだ、ダメだ」

あぁ…歯痒い。何で俺はこんなヤツなんだ。

「…ぃ…ゃぁっ!も、ガマン…できな…」

取り敢えず、腰の動きだけ早くしてやる。

「アァッ!あーっ、ゃ…んんっ」

…判っているんだ。こんな所へ知らずに…のこのこアソビに来る女なんて、ホンキじゃないって事くらい。

「は…ぁんっ…」

判っていながら、来るな、とは言えない俺。所詮アソビに来る女は、カラダ目的だけ。満たされれば、それでイイだけ。愛のカケラもない。

「ぅんぅ…アァ…」

こうやって、淫らに乱れたいだけ。寂しい女なんて。

「…す…きっ…」

そんな、安い言葉。投げ掛けられても、俺は半分呆れて。呆れているのに、何で…

「俺も好きだよ」



「…スゴク…ヨかった…ヤミツキになり…そうっ…あああっ!」
「ぁ…はあぁっ…」

身体中の熱は、更なる高みを目指そうとして…考える意識に反してしまう。こんなアソビなんて…ツマラナイのに…

「ぁあ…イキ…そうっ!ん、はぁっ」

もっとヤれる場所なら、いくらでもあるのに。

「ふ、あぁ…あーっ!ゃぁぁぁっ!!っ…」
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