†頂いたDREAM†

□好きよりも愛してる
1ページ/2ページ

私、宮野依鈴の好きな人は・・・



     男の中の男だと思います―――・・・。






    ○●○好きよりも愛してる●○●









 今日はバレンタイン・・・

 ああ、この日をどれだけ待ったことか!!!!!

 私は料理があまり得意じゃないけど・・・
 愛しの浮竹隊長のため、
 昨日は有給をとってまでチョコづくりにはげんだのです!!


 そう・・・この愛は、山よりも高く・・・海よりも深い・・・

 いわば究極の愛・・・・・・vV

 「やあ、依鈴。」

 「ぅわぁはいぃぃぃぃ!?!?!?!?」

 「す、すまん・・・驚かしてしまったか。」

 「う・・・浮竹隊長!!」


 私の目の前に現れたのは浮竹隊長。
 ど、どうしよう・・・!!まだ心の準備が・・・っ!!

 「依鈴、丁度探していたところなんだ。」
 ニコッと笑う浮竹隊長。
 カッコイイ〜〜〜vV/////////

 「わ、私をですか!!」

 
 バサッ



 「え・・・・・・??」

 私の両腕いっぱいに落ちてきたのは・・・


 「バラ・・・・・・。」

 1本や2本じゃない。
 両腕いっぱいのバラが私の腕の中にあった。

 「浮竹隊長・・・・これ・・・。」
 「いや、今日はバレンタインだろう??」

 「で、でも、普通は女性がチョコレートを・・・。」
 
 男性からってのは聞いたことが無い。


 「いや、日本以外の国では男が好きな女性に、
  花やカードを送るんだそうだ。」


 「う・・・浮竹隊長・・・貰ってもいいんですか・・・?」

 「もちろんだ。」

 やばい・・・嬉しくて泣きそう・・・。

 「その代わり・・・。」
 「・・・??何ですか?」
 「そのチョコをくれないかい??」

 あ・・・私が作ったチョコ・・・ちゃんと見ててくれたんですね・・・。


 「当たり前です。隊長のために作ったんですから!!」

  
 そう言い、私は隊長にチョコを渡す。

 「ありがとう・・・。依鈴・・・・愛してる。」


 「・・・・・っ!!??//////わ、私もです。」



 『愛してる』・・・。

 『好き』って言われるよりも、もっと特別に感じる言葉。

 
 私??

 もちろん私も隊長のこと、愛してますよ!!











.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ