†頂いたDREAM†

□黒猫注意報
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「・・・・・トシってさぁ・・・・・。」

「ん?」



「・・・・・猫耳が似合いそう・・・・。」

「はあぁぁぁぁぁっ!?!?!?!?」







          ●○●黒猫注意報○●○







はい。

トシに猫耳が似合いそう、と言って頭を叩かれた依鈴です。



今はお昼休みで、恋人のトシと一緒に休憩中なのです。決してさぼってないですから。





「やっぱ・・・つけるなら黒色かなっ!!!」

「なぁ、オイ。何話を進めてんの?オレの意見は無視か、コラ。」





はい、無視ですとも。





「いや、だってさぁ・・・近藤さんはゴリラで、沖田さんは魔王、だったら土方さんはネコでしょ!!」

「・・・何だよその統一感がないモンは。総悟に至っては動物じゃねーし。」



いやいや・・・・沖田さんの魔王は外せれねーよ!!

なんでか分かるっ!?

私がいっつもあの魔王にイヂメられてっからだよォォォ!!!





「・・・とにかく、テレレレッテレーン♪ねーこーみーみー。(ダミ声)」

「なんっっだそりゃあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」



「・・・何って、猫耳。え、もしかしてトシわかんないの〜?プッ、ださっ!!!」

「今すぐにでも押し倒すぞ、コラ。

 んなこと聞いてねーよ、それ持ち歩いてたのか??」





・・・・・・・・もちろんだコノヤロウ!!!!!!!



「ね、トシ・・・・・・・・隙有りィィィィィィィィ!!!!!!!」

「うわっっ!?!?!?!?!?」





カパッ



「・・・・・・・・・・・萌え・・・・・・・v」

「な・・・・・っ、何しやがんだコラァッッ!!!!!!」



カシャッ





「・・・・・・永久保存だわ、コレ・・・・v」

「おい・・・・その手にあるケータイは何だ・・・オイ、こっち向け、依鈴。」



はい・・・依鈴は見事、トシの猫耳萌えvを写真に収めることができました・・・っ!!!

これ、家宝!!一生の宝物っっ!!!





「・・・・・てめぇ・・・・。」

「え、ひゃっ、何っ!?!?・・・・あ゛――――っっ!!!」





トシに頭をわしずかみにされ、頭に違和感を覚えた私は頭へと手をのばす。

・・・そこにはトシにつけていたはずの猫耳がつけてあった。





「も、こんなのつけないでよ・・・っ!!」

「・・・・はずすなよ、依鈴。・・・・・いいな、コレ・・・猫耳プレイでもするか?」

「嫌だニャン★」



「「・・・・・・・・・・・・・・・・。」」





・・・・・あれ・・・・あの・・・そこ、黙らないで頂けますか・・・?

なんか恥かしくなってくるんでっっ!!!/////



「・・・・よし、オレの部屋へ行くぞ。」

「え、はぁっ!?!?何でっ!?!?」

「誘った依鈴が悪ィ。」

「誘ってない、誘ってないィィィィィィ!!!!!」





この後、依鈴ちゃんは土方さんに美味しくいただかれたようです。



「2度と猫耳なんてしない・・・っ!!あ、でもトシの猫耳には萌えたわ・・・vV」











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