11/20の日記
07:54
デン←ヒョウ
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若干spを意識してみました。
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デンジさんは気紛れだ。
オーバさんの家で遊んでいるのかと思えばジムの中で夜な夜な改造に没頭していたり、ジムに籠っているかと思えばふらりと僕の家に来てみたり、また、遊びにきたかと思うとこうしていきなり居なくなってみたり……。
まだ明け方といっても日はまだ昇っていない時間。たった今目が覚めたヒョウタはまだしっかりと機能していない目を擦りながらデンジの影を探したがそれらしきものはどこにもなかった。
ニャルマーの方がまだ可愛いじゃないか、つい何時間か前までデンジがいた隣にヒョウタは手を伸ばした。微かに温かい。きっと出ていってから三十分も経っていないだろう。少し前まではこれ以上ないほど近くにいたのにヒョウタはその温もりへと体を寄せた。彼を引き留めるものって何だろう?僕はずっとこのままデンジさんとこんな関係を続けていくんだろうか。目を閉じると再び睡魔がヒョウタを襲う。少し寒かったが構わなかった。
体温が、恋しい
意識を手放す手前、うっすらと香った香りは彼のジャンパーを思い出させた。
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