02/20の日記

23:57
ズミ+カルム
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最近気になってて書いてみたかった二人
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トレーナーカードに書き込まれた七桁の数字を見てカルムは思わず息を呑んだ。ポケモンリーグを制覇した後もバトルができるところへと行き、実力を磨いていたが勝利数が増えればお小遣いの金額も言わずと増え、気付けば金額の欄に見たことのない桁を表示されていた。
「百万円……ミレアガレットが一万個も買える……」
未知なる数字であるため、それを分かりやすく頭で解釈するには身近なもので考えようとしたの何故がそれしか思い浮かばなかった。それでも途方もない数字だからきっと凄いのだろうということしか分からない。しかしカルムは何度もカードを見ては自らの妄想にふけ、ふふふっと小さく笑った。
ガレット屋でミレアガレットを買い占める妄想……そもそも一万個を一気に買うなど夢のまた夢のようでもあるが。
「馬鹿な事言ってないで食べて下さい。冷めてしまいますよ。」
先ほどから香ばしい匂いと人の移動する音が忙しなかった室内からようやく人の声が聞こえてきた。カルムはお腹が空いていたため、吸い寄せられるように料理の方へと向かった。
「あ、ガレット!」
「好きだと聞いたもので、ミレアのものに似せて作ってみました。」
「いただきます!」
「どうぞ。」

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