夢小説

□逆だけど…
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陽菜Side


さっき陽菜は麻里ちゃんに振られた


昨日までニャロだけだよって言ってたくせにあっちゃんが好きなんだって


麻里ちゃんとの思い出が詰まった家に帰りたくなくて、近くの公園にあるブランコに腰掛けた


ギー


古臭い鉄の音を聞きながら地面を蹴る


『陽菜』


「名無しさん?!」


急に声をかけられて慌てて涙を拭いた


名無しさんは同じAKBのメンバーで陽菜の元カノ…


「何でいんの」


本当は1人でいたくなくて名無しさんがきてくれたのは凄い嬉しかったけど、素直じゃない陽菜はそんな言葉しか言えなかった


『ごめん…麻里ちゃんに聞いて…』


何で麻里ちゃんが出てくんの??


『それはさっき電話あって この公園に行ってあげてって 篠田はもうニャロの涙を拭くことは出来ないからって』


陽菜の事振っといて何言ってんだよ バカ…


てか名無しさんに心読まれたし;


『とりあえず寒いし私の家行こ?』


「うん…」
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