異世界少女と不器用男子

□学校です
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麗奈視点


「五嶋麗奈。基本一人が好き」

はいはーい只今自己紹介中です☆そして見事不動と同じクラスです☆
ぇ?自己紹介酷い?大丈夫だ問題無い(キリッ

「じゃぁ五嶋お前の席は不動の隣だ」
ゲッまじかよ

運悪いような…良いような…まぁ何とかなるさ☆(天馬ごめん)

「よろしくな?麗奈チャン?」
「…………チッ」

あぁぁぁぁぁ!!ごめんよ不動!!だがあんまり関わりたくないんだ…
女子の視線が痛いから!!

「じゃぁ授業始めるぞ。教科書50ページ開け。ぁ、五嶋は不動に見してもらえ」
「はい」

私は嫌々ながら机をくっつけた(そう見せただけだけど)と、いっても精神は23歳のままなので授業は受けなくてもわかる。
だからノートには絵しか書いてない

「はあ、暇」
「お前そんなことしてて良いのか?」
「わかるから絵描いてるんでしょ?そんぐらい分かって」
「お前案外性格悪いのな」
「それは褒め言葉として受け取っとく」
「……お前ってさ、俺のこと嫌いなわけ?」
「はあ!!??」


いっいきなり何言ってんのこいつ!?いや、好きだよ!?(likeの意味で)
もう…調子狂う…

「…嫌いではないな。でも…何でも無い」
「??」

"疑わせたんなら謝るよ。だけど本作の登場人物たちと仲良くなんて出来ないんだよ"

そう言いそうになった
その後私達は一言も喋らないで一時限目が終わった
…うん。休み時間といえばお約束の

Question Time☆

な訳でして現在進行形で囲まれてる
主にサッカー部男子(何故)

「なあなあ!お前運動出来る!?」
「別に」
「じゃあさサッカー好きか!?」
「大っ嫌い。ていうか馴れ馴れしく話して来ないで。私言ったよね?一人が好きだって」
「おい!そんな言い草・・・」
「何?私は本当の事を言っただけ。貴方にどうこう言われる筋合いは無い。
それともそうやって仲裁に入ればいい子なんだ。とでも言いたいの?」
「なっ!?」

風丸の顔が強張るのはよく分かった
だけど私の口は勝手に動くんだ…
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