異世界少女と不器用男子

□事実
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麗奈視点


「あ、もしもし神?さっき例の子にあったよ。……いやガチで……うん、分かった。よろしく」

よし神に報告完了!後は新しいデータ貰うだけだね
てか・・・

「何でいんの!?」
「作戦会議的な」
「明日でも良いじゃん!!」

ホントなんで居るんだこいつら。私帰れって言ったはずだけど聞いてなかったのか

「物凄く全国の3TOPファンに土下座したい」
「そんなにかよ」
「あんたら敵キャラなのになぜか人気あんだよ。無駄にカッコいいから。あ、ヒロトは残念なイケメンか」
「酷いっ!麗奈ちゃん酷いっ!」

ちなみにこの3人には私の事情を話してある
またしてもあっさり受け入れた。ここのキャラ心広いなぁ…
で、何しようか
作戦は決まってるんだよな……あ

「そうだ仲間集めしよう」
「はぁ!?とうとう頭おかしくなったか!?」
「泣くよ?じゃなくてこっちも人数を多くした方が良いと思うんだよね」
「あぁ、納得」
「でしょ?……その前にヒロト抱きつくのやめて」
「えー」
「えーじゃない!まったくあの狂ったグランの面影も無いなぁ」
「黒歴史、やめて!!」

とまぁこんな雑談をした後風介にあいつが嫌いな 
人を上げてもらった
もちろん仲間集めのために

「なるほど。風介ありがとね」
「どういたしまして」
「っと、もうこんな時間か…3人とも今から晩飯作るから食べていきなよ」
「まじ!?サンキュー麗奈!!」
「悪いな」
「大丈夫、今作るから待ってて」

久しぶりだな知り合いとか友達に何かを作るの
…いや初めてかな
あーなんかガラじゃないけど泣けてきた

「え!?麗奈ちゃんどうしたの!?」
「お、おい麗奈!どっか痛いのか!?」
「麗奈?」
「なんでもない。ただ嬉しくて…」

私ここにきて良かったかもしれないな
あっちでは何しても嫌な顔されてた

この三人は…そう

"あいつら"に似てるんだ
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