聖帝様と秘書

□仕事3
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今日から新雲対雷門の試合
太陽は修也のおかげで試合に出ることができて嬉しそうだ
私は正直心配

「太陽大丈夫かな…」
「良いから行って来い。乗り遅れるぞ」
「はぁい」

私は新雲と聖堂山のコーチをしている
だから今回の試合と次の試合には出なくてはいけない
つまり自らフィフスにいることを明かさなくてはいけないのだ

「やっぱり罪悪感があるんだよなぁ…」
「それは私もだ…だがしょうがない」
「わかってる…行ってきます」
「あぁ」


そしてホーリーライナー
いよいよ雷門と対面だ

「あぁぁぁぁぁぁ」
「呉羽さん;気持ちはわかりますけど…キャラ保ってください;」
「無理」
「即答ですか!!?」
「蘭子ちゃぁぁぁぁぁん!!やっぱ無理ぃぃぃぃ」
「聖帝からの命令でしょうが。しっかりしなよ」
「うぐっ」
(大丈夫なのか?このコーチで…;)

選手一同そう思った

「そういえば太陽は?」
「最終検査らしいですから後から来ます」
「そっか…あ、来た見たい」

そうして新雲一同はホーリーライナーに乗った
煉がのった瞬間雷門側がざわついた
剣城を除いて

「煉さん!!?」
「あっこの前の!!」
「なんでフィフスセクターに…」

「………」

私は少し微笑んで席についた

「いいんですか?挨拶しなくて」
「別に」
「そうですか…」

これは完全に悪役に回るつもりだな
と佐田は悟った


雷門側

「なんで煉さんが…」
「あの人確か鬼道監督と音無先生の知り合いですよね?なんでフィフスセクターに…」
「さあな」
「倉間君冷静ですね…;」
「興味ないだけだっつの」
「ちゅーかホント謎だよねあの煉って人」

「………」
「天馬?どうしたの?」

暗い顔をしていたのか葵が天馬に問いかける

「俺、あの人に会ったんだ」
「「「えぇ!!?」」」

その言葉に雷門側は驚いた

「その時聖帝イシドシュウジもいた」
「まじかよ…じゃあ本当にあっち側ってことか」
「ホントなの?天馬君」
「はい。俺疑問に思って問いかけたんですけど煉さん"私の心も体も聖帝に売った"って言って」
「「「「「買uッ///」」」」」

意味が分かってしまった2年生組は吹いた
ある意味鬼道も吹いた

「兄さん!!?」
「っ…いやっ…まさか煉があいつにそんな事言うなんてなっ…くくっ」
「??」

状況が呑み込めてない春奈は頭にはてなを浮かべた
一方二年組は

「神童!!神童!!」
「はわわわわわわ////」
「速水!!?」
「お前ら冷静になれ!!///」
「あはーそうゆう倉間も顔真っ赤ー」
「うるせぇ!!てか浜野!!なんでお前は平気なんだよ!」
「あははは」
「笑ってないで答えろぉぉぉぉぉ!!!」

あらぶってた
マジで
そして言った本人と1年組は(狩屋と剣城を除いて)意味が分かってなかった

(こいつら意味わかってねぇの!!?)

狩屋は自分にいらない情報を与えた変態野郎に殺気を覚えた
剣城はいたって冷静だった
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