異世界少女と不器用男子

□事実
2ページ/3ページ

その後私は3人に慰められながら晩御飯を作った
迷惑かけたなって思って謝ったんだけど

「大丈夫気にしなくて良いよ。誰だって泣きたい時があるんだから」
「だな。泣きたい時は思いっきり泣けよ。いつでも慰めてやるから」
「私の胸で良かったら、貸すぞ。だから無理するな」
「「風介は一言余計!!」」

だって
ほんと優しすぎだよね
なんで泣いたのかとか聞かないし

「仲良くしちゃだめだとか思ってたくせに結局仲良くしてんじゃん…」

さすがというかなんというか…
人を信じさせようとするの上手いよね
私の周りとは大違い…

《ぐにゃり
カミサマネジマキ果実が甘すぎたようで…》

「……ん?電話?誰だろ?…もしもし」
[あ、麗奈?新しい情報についてなんだけど、実はーーーー…]
「……え…?」


あいつが私と同じ立場なんて…

「神、この件全部私にまかせてくれない?」
[え、うん。]

私は電話を切った
切った後も私は呆然としていた
そして思ったこと

「あいつにも、神宮寺にも教えてやんなきゃ」




私も最近気づいた仲間の意味を
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ