異世界少女と不器用男子

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遊園地?
「うん。私、その人と一緒に行きたいけどほら昨日の事もあるでしょ?だから気まずくて…」
「だから私にも来いと」
「うん。あ、それとこのチケットね麗奈ちゃん引いて後7人分あるの
だから麗奈ちゃんが後7人誘ってくれると助かるっていうか…その…」
「良いよ。丁度暇そうな7人居るから」
「ほっホント!!?」
「うん」
「ありがと!!」

部活の休憩中いきなり華音に呼ばれたと思ったら遊園地のお誘い
内容はさっきの通りだ

「で、華音の好きな人って誰なわけ?」
「えぇ!!?///」
「いや協力するんだから相手聞かないと」
「うっ…///」

赤面して俯く華音
物凄い乙女だって事がこの短時間でよーくわかりました

「えっと…その…吹雪君…なんだけど…///」
「・・・・アツヤ?」
「いや…しっ…士郎君…です//」
「なぜ敬語」
「うぅ///」
「分かったよ。こっちもアツヤ呼べば不自然じゃないし、協力するから」
「あっ…ありがとう///」

顔を真っ赤にしながら微笑む華音
可愛いなぁ…
癒される…うん


「練習再開だ!!」
「「おう!!」」

「あ、行かなきゃ。じゃ来週ね」
「うんっ」


「なぁに話してたんだ?」
「色々ですよ不動クン?」
「つまんねぇの」

こうして華音と士郎をくっつけよう作戦は私の脳内で始まったのだった

「いやー楽しみだな」
「だからなにがだよ」
「帰り教えるっての」
「はぁ?」
「ほら、行くよ」

真面目に来週の日曜日が楽しみで仕方ありません



そして帰り道
今日はヒロト、風介、鬼道、不動、アフロディ、豪炎寺、アツヤ、リュウジと一緒に帰ることにした
私はさっそく皆を遊園地に誘うことに

「と、いう事なんだけどもどうかな?」
「なるほどな…だが俺はパスだ」
「えぇなんでよ豪炎寺」
「その日は用事があるんだ。悪いな」
「そっかぁ…他の皆は?」

その他の皆は全員行けるそうだ
まぁ豪炎寺が行けなさそうなのは想定内だったけど
だって話してる途中申し訳なさそうにしてたし
豪炎寺の事だからきっと妹絡みだろう
そうゆうわけで後の7人確保☆

「でもまさかあいつが兄貴の事好きなんてな」
「ほんとほんと。人間分からないものだね」
「そうか?私はそんな感じしたが」
「俺もだな。あいつ前も吹雪にべったりだったからな」
「ていうか華音が告れば士郎すぐさまOKだすのにね」
「「確かに」」

とまぁ意気投合しながら私達は帰って行った
私にとってこれが最初の想い出作りなのかもしれない
そう思った時だった
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