ぬらりひょんの孫

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「さぁ…みんないいかな……?
それで…」

コクッ…

「よし…いくぞ!!せーの!!」

バン!!

ぐあああぁまた負けたぁぁ」

「くそーまたリクオと花開院さんの勝ちかよ!!」

「ちくしょー持ってけよ…
賭けたお菓子持ってきゃいいだろ−!!」

『はは…』


何か捩目山に行くため新幹線に乗ってるんだがいきなり妖怪ポーカーをやっている。(強制参加)
ちなみに俺は菓子なんて持ってきてないから勝っても負けてもマイナスはない。


「捩目山伝説…ですか
聞いたことないですね…
すみません」

『ゆら、その飴頂戴』

「どうぞ」

「そりゃーゆらくんが知らないのも無理はない!!
"妖怪先生"の様なマニアな方々にしか知られてないのだよ!!
今日はそのすごい伝説とやらを聞きに行くんだ!!」


あ、左様にございますか。
知っている俺はマニアですか?

は?また妖怪ポーカーやる?
清継連敗中だろ!?


『俺はパスするよ』

「え…、」

『俺ただ菓子食ってるだけだし』


これ事実だし、もうめっちゃ貰ったし。
眠いし。


『降りる時起こしてくれるかな?昨日色々あって寝れなくて…』

(((((マイペース!!)))))

((((でもかっこいいから許す!!))))


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