夢小説

□第4.5話 足立さん視点 答え合わせ
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朝八時半までに出勤して八時四十分までミーティングと業務内容確認。
それから九時頃に真白と一緒に猫探しに行って、一時間ほど迷子の猫を探し回って、捕まえて帰ってきたのが十時三十分頃。



幸い、木の上にいた真白には携帯の時計をチラチラ確認してるのはバレなかった。
正直、ここまで順調に行くとは思ってなかった。
「まだいいじゃない。もう少しさぼっ……外回りして帰ろうよ」
「ダメです。帰ったら報告書とか色々、書くの多いんですから」
「たくっ。真面目だねぇ」
「足立さんが不真面目なだけです」
こうなることが分かっていたから、わざと真白を煽るようなことを言って結局、帰ってきたのが十時五十分。




猫を預ける場所に預け、泥だらけの手をした真白を気遣う振りをして小林が潜んでいる部屋に誘導する。
あとは手筈通り。もうすぐ、もうすぐだ。
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