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□cherish 12
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61 charge







「・・・悪い・・・ちょっと休ませ・・・」



「え・・・」




カメリハを終え、本番までの休憩時間。
先に戻ってソファに座ってたボクの隣にドカッと座り込んで、
背もたれに頭を乗せて大きく息を吐いたと思ったら、
耐え切れなくなったようにそのまま体を横にたおし、
目を閉じてしまった。




なぜか・・・っていうか、
当然・・・のように


その頭は
ボクのひざの上で・・・





えっと・・・

錦戸くん・・・


え・・・と・・・?




「20分・・・いや15分・・・」


「う、うん・・・」






「ひゅ〜、ひゅ〜!膝枕!」

「いいですねぇ!」

「気持ちよさそうだもんなー、マッスーの膝。いいなー。」

「俺もしたいなー。」






「ダメ、俺の。」


「亮ちゃんのケチッ!」




「・・・・」



「先着1名限定・・・?
・・・ハ・・・ハハ・・・」




注目の人物はみんなに背を向け、
もう、寝息をたてはじめようとしていて、
みんなに顔を見られているボクは、
しょうがなしに引きつった笑いを返した。




えーっと・・・?


ということは・・・
ボクもこのまま動けないってゆうこと?




あの・・・


ちょっとおなかすいたから、
差し入れのプリン、食べたかったし、
もう一度髪洗って、セットしなおして、
のどにスチーム当てて、発声練習も・・・



・・・無理ですね、はい。





あーあ・・・もう、すーすーいってるし・・・








to be continued





20071105

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