OPERATION LOVE
□OPERATION LOVE*13
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「いっつも、いきなり･･･」
「え･･･？いきなり･･･やった？」
「･･･これがいきなりじゃなくて、なにがいきなりなんだよ･･･
あの時とおんなじ･･･っていうか、あの時よりひどい･･･」
「そんな･･･
前はいきなり親御さんとこ行って怒られたから、
今度はまずはおまえにちゃんと頼んどるやん。」
「そういう問題じゃ無いよ･･･」
「いや･･･俺はな･･･あの法案が出たときから･･･
いや、違う･･･そのずっと前からや･･･
そや･･･おまえとダメになってしまったあの日から、
絶対にまたいつかは･･･て･･･」
「･･･子供をふたりも作りつつ･･･？」
「うっ･･･キツ･･･
まあ･･･それはいろいろあった。
そんなん、なんにも無いほうがおかしいやろ･･･」
「･･･開き直るんだ･･･」
「待て。ちゃうて！」
「･･･」
「あ･･･悪い･･･でも、聞いて･･･
俺、あのあと･･･なにがいけなかったんやろ？
どうすればよかったんやろ？て、ものすごく考えた･･･
全部、何度も、思い出して･･･
苦しくて･･･苦しくて･･･
･･･迷って･･･
それでも、だれかに優しくされたり、励まされたり･･･
思いがけない授かりもんがあったり･･･
そのことは全然後悔してないし、むしろありがたいと思ってる。
でもな･･･結局いつも戻ってきてしまうのは、
おまえのことで･･･」
「･･･」
「それで･･･この前、
俺も人生もう残り半分と少しやって気づいたときに、
あらためて思ったん･･･
その残り半分は、やっぱり本当に好きなヤツと生きて行きたい･･･
やっぱり、俺、おまえがええの。
これからはおまえと一緒やないと、
もう、どうしても嫌やねん･･･」
なんだよ･･･
なにそんなまた
まるで自己中なこと、
いい年して
駄々っ子みたいに
言ってるんだよ･･･
「かっこいい大人」が
台無しじゃん･･･
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