short stories
□charge
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わかってる・・・
錦戸くんがボクにこんなこと平気でできて、
「俺の」なんて、すらっと言えるのは
ボクのことなんとも思っていないからだ・・・
まーね、当たり前・・・
なんとも思ってるわけないし、
思ってたらそれこそ一大事。
でもね、
だからボクにとっては
今が
一大事なんだよ。
膝つりそう・・・
この後ボク、上手く踊れるのかな・・・
「どうしたん?」
「・・・へ・・・?」
「震えてる・・・枕が・・・」
「・・・あ・・・」
「なんかあったん?」
「・・・いえ・・・
えっと・・・ひ、久しぶりに生放送で踊るから・・・ちょっと緊張・・・?
へへ・・・」
ちょっと
緊張・・・
to be continued