Short Room

□Sweet Time
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ひどく安心した顔を見せられれば、雲雀は強く言えるはずもなく、綱吉の頭を撫でた。
「綱吉、ケーキたべるでしょ?」
「はい!いただきます」
雲雀の言葉に、綱吉はにっこりと笑うと足を下ろしソファに座り直した。

(本当、可愛いな)

雲雀は小さく笑うと、綱吉の隣に座って抱き寄せると額・頬へとキスをした。
「ひ・雲雀さっ!///」
「綱吉は慣れないね」
にっこりと笑みを浮かべる雲雀に、綱吉はもっと頬を赤く染める。
「ずるいです…雲雀さん」
「何が…」

ちゅっ

ぽつっと小さく呟いた綱吉の、言葉の意味を汲み取れなかった雲雀は、聞き返そうとしたが、綱吉の行動に出来なくなった。




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