昭晴★歌詞ゆめ小説
□Devil in Angel
1ページ/20ページ
この世界の住人はみんな
悩みや葛藤に翻弄されながら生きている。
「のぉ晴一?」
「なんじゃよバカ天使」
「ば、バカ天使〜!?
わしにはれっきとした“昭仁”ゆー名前があるんよ!このダメ悪魔!!」
「おっ?それって褒め言葉?(^_-)-☆」
「え?」
「悪魔がダメなんは当たり前じゃん♪人をダメ人間にすんのがわしらDevilの仕事なんじゃから♪」
「・・・自慢げに言うなや。(-.-;)お前らのせぃでわしらAngelがどんだけ苦労してることか…
お前らのせぃでこの世界はダメな方に進んでいってるというのに・・・」
「あのなぁ昭仁!“Devilだけが悪い”って言うのやめてくれる〜?
じゃったらお前らはどぅなん?何の為にお前らがおるん?何の為にわしらがおるん?
この世界がダメな方に向かっとるのは、お前ら天使の力不足じゃろ!」
「・・・た、確かにそぅかもしれん…m(__)m」
「じゃろ〜?わしらDevilは、ちゃんと仕事しとるもんねぇ〜☆
ほら、バカ天使!こんなとこでボケーッとしとらんと、せっかく今日は仕事がなぃんじゃけぇ、この腐った世界でも見て、色々勉強してこぃ!!
お前の掲げる“理想の世界”を作るんには、お前はまだまだ半人前のAngelなんじゃけぇ、学ぶべき事はたっくさんあるんじゃろ!?」
ムッ…
分かっとるわぃ!!
わしの、わしらAngelの理想とする世界…
それは、
“清廉潔白
偽りのない世界”
この世界の人々を、
“正義”に導いてあげたいんじゃ。
そして、そんなわしの夢を邪魔するのが
あいつらDevil。
あいつらは人間に、
エゴイズムで他人を蹴落とさし、私利私欲を追い求めさす。
人をいつも“澱み”へ導いているんじゃ。
そんなDevilの導きに、最近の人間はぶち影響されまくっとるけぇ、
わしらはまず、それを止めるのが仕事となってしまっている。
まだまだわしらAngelが掲げる“理想の世界”への道のりは、遠いんじゃ… m(__)m
.