昭晴★歌詞ゆめ小説

□Devil in Angel
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「分かっとるわ!!今行こうとしてたところじゃよ!!じゃぁのっ。」



そう言ってわしは、その場に晴一を置いて飛び立った。





まったく晴一め!!


ホンマぶちムカつくやつやのぉ〜(>_<)


誰のせぃで仕事が多いと思っとるんじゃ!!



ったく・・・




わしがぶつぶつ文句を言って飛んでいたその時、




わしは、目の前の高いビルの上に


見慣れないAngelとDevilを見つけた。





「ん?見慣れんやつらじゃなぁ。」




「アッ!アキヒト!?」



まずわしに気付き、わしの名前を呼んだ


真っ黒な羽のDevil。



そいつは背がかなり高く

かなりの美貌に満ちた容姿をしていた。



Devilじゃから顔が綺麗なんは当たり前じゃけど…それにしてもえぇ顔じゃわ・・・





あ、何でDevilだと綺麗なんじゃって?



それはの、人間だってバカじゃなぃけぇ、いい事と悪い事の区別ぐらぃだいたいはつくんよ!




やけぇDevilは、

人間を魅了する綺麗な顔をしとるんじゃ。


綺麗な顔で誘惑して、人間を“澱みの世界”へと引きずり込む・・・



それがやつらの特権。





もちろん、わしの相方の晴一もそぅじゃ。





これを言うんはぶち恥ずかしいんじゃが…


わしは、わしが今まで見てきたDevilの中で、晴一が1番綺麗な顔をしとると思っとった。





でも、


わしの目の前のこのDevilは、それ以上じゃ・・・

ちゅーか、晴一や他のDevilと比べる時限やなぃ…

人並み外れておるよ、この美貌は・・・





さっきも言ったが、とにかく背がデカイ!!


わしの倍ぐらぃあるんじゃなぃかぁ?…いや、そんなわけないか(笑)


たぶん190ってとこかな。



そして、

色が白い!鼻が高い!目がデカイ!青い!



ぶち綺麗じゃわ・・・





「ンン?アキヒトドウシタ?」




「お、おぉっ!?わ、わしん事知っとるんか!?」


ボーッと、目の前のDevilに見とれていた時に急に話しかけられたわしは、ぶち動揺していた。






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