アスカガ短編小説

□陰
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キラは昔と変わらない

甘ったれで、ワガママで、泣き虫で。。
でも1度覚悟を決めたら絶対曲げない。


そんな俺の幼馴染、"キラ"


だけど1つだけ、変わった所・・・・
いや、新たな彼の1面を見つけることになるとは、その時の俺はまだ知らなかった。






「アスラーン!!!」



呼ばれた方に向かって視線をずらすと、カガリがアスハ邸の玄関から走ってくるのが見えた。
何がそんなに嬉しいのか、尻尾をパタパタと振る子犬のような顔をしてこちらに向かってくる。

車を降りたアスランが、そんな彼女に手を振ろうとした・・・その時。

一瞬、氷のような冷たい空気がアスランの体を貫いた。
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