これまでの概要

□サンケイizaで取り上げられました
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・告発によると、乗っ取り被害に遭っているのは京都府舞鶴市長浜加津良の稲荷神社(通称 「加津良稲荷」)。ことの始まりは今年3月、京都市内の司法書士事務所から同神社の宗教法人
役員名簿が変更されたとする「神社規則変更承認申請書」が京都府神社庁に提出されたことだった。
「寝耳に水」の同庁が申請内容を調べたところ、同庁内規の「代表役員は宮司の職を以って 充てる」に抵触することが判明。これを基に同庁はこの名簿変更を拒絶、所轄である京都府
知事の認証も与えなかったことで、この役員名義変更問題はいったんは解決したかに見えた。

ところが今年9月、同庁がこの神社の役員名簿を再度調べたところ、いつの間にか役員名が
変更されていたことが発覚。同庁の調べでは、拒絶直後の同年3月、すでに印鑑登録証明付で
「責任役員会議事録」が提出され、正規の手続きを踏んだと認識した京都地方法務局舞鶴支局が
受理してしまったというのだ。事態を受け、同庁が「神社本庁の認証も受けない虚偽の報告で
不実な登記したのは宗教法人法第30条に違反する」として公正証書原本不実記載罪で府警に
告発。告発は20日、受理された。
この神社は旧海軍舞鶴鎮守府を支えた地元にとって、商売繁盛の「お稲荷さん」として
親しまれてきた貴重な存在。それだけに、無残にも鳥居は倒され、さらに施設は撤去されるの
耐えがたい事態だった。さらに神社は海自舞鶴補給所に近く、関電火力発電所・舞鶴1号機が
10km内にあることも拍車をかけ、「2ちゃんねる」などのネット上で「テロ目的だ!」などの
書き込みが続出、“お祭り状態"となっている。

地元からは「年に一度の祭典の際に存在感があるだけの重要でない神社。土地登記の問題 だけ」と声もある。今後は京都府警の調べを待つが、海軍の歴史を支えたこのお稲荷さんに
どんな結末が待っていることやら…。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/32324/

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