運命アクセプト

□act.21〜
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ーact.21ー








ザラ隊の最初の任務が隊長の捜索であるとふざけた様子で告げたイザークに、アトラまでもが眉をひそめた。




『イザーク、そこまでにして。
明日には母艦も用意できるんでしょう?早く休んで、明日は早朝から捜索に出ましょう。
足付きも追いかけなければならないんだから。』




イザークを止めに入ったアトラにニコルはほっとした表情を見せ、その場は解散となった。






* * *




翌日朝





それぞれがアトラの指示の元捜索するなか、ニコルから通信位置から場所を割り出した、との連絡があった。






母艦で向かうとそこには無人島が。








イージスを収容したあと、アトラはアスランを出迎えていた。






『心配したのよ、イージスだから大丈夫だとは思ってたけど……………
なんか怪我してるし…………』

「いや、これは………」

『………言いたくないなら聞かないけど…………お姫様とアバンチュール、なんて、ないでしょうね…………』






後になるにつれ声が小さくなり、そらした顔は僅かに頬が染まっている。





「なっ…!あるわけないだろう……っ!」





アトラの様子にアスランまてもが頬を染め、声が上擦る。






そんな2人を、同じくアスランを出迎えようとしていたニコルだけが見ていた。





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