運命アクセプト
□act.11〜
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―act.11 合流―
ガモフとの合流ポイントに到着したヴェサリウス。
ガモフには、顔に傷を負ったイザークと無傷で帰還できたらしいニコルとディアッカがいた。
『まぁ、皆生きてるんだからいいんじゃない?』
「良いわけがあるか!たかがナチュラルに傷を負わされるなど…!」
激怒しているイザークを、アトラは苦笑しながら静めようと奮闘していた。
『そういえば、地球軍のドゥエイン・ハルバートンが足付きを地球に降ろそうとしてるらしいわよ?だから今頃旗艦と接触してるんじゃないかしら?』
「どういう事だ?」
『足付きが降りる前に、私達が落とす。』
口元に冷笑を浮かべ、冷ややかに言った。
「隊長はどう仰ってるんです?」
『許可を貰ってる。今回の立案は私。』
アトラが言うには、イザーク、ディアッカ、ニコルはこのままガモフに。
アスランと自分はヴェサリウスに戻り、2艦から発進する。
アスランと自分がストライクを引き付け、その間に3機が足付きに攻撃を仕掛けるという、実にシンプルなもの。
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