小説

□四神学園T
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「ハハハ!!爪が甘かったなおっかさん!!」


数時間前までは、これから右手が僕の恋人(泣)だった俺だが…。



男子校だからってムサい奴だけじゃねーのね♪




女みたいに可愛い奴。

女以上に可愛い奴。


美少年率高い!!!


こりゃ溜まらんで済むわ☆
俺可愛かったら男でもいーや♪

この際、我慢しよう。


入れりゃ同じさ☆★←下品



「ワリィなおっかさん☆この学校でも下半身緩みまくりみたい♪♪」

今は意気揚々。



「……ん?」

何か…周りからジロジロ見られてるような…。


まさか!?この学校に似合わない顔なのか俺!!??


でも俺自分で言うのも何だけど顔は普通よりいい方だぜ。


カッコいいって言われまくって……この学校じゃそんなカッコ良くないのか…?



「キミ名前なんてーの?」
「ハ?」


軽くショックを受けてた俺に急に話しかけてきた見た目チャラ男くん。

顔をじっくり見ると……
フッ…俺の方が勝ってる。


「ねぇねぇ名前なんてんの?すっげぇ可愛いねー♪」


…ハァッ!!?



カッコいいは言われた事あるけど可愛いは無いぞ!!

…コイツ、顔だけじゃなくて目も悪いのか…可哀想に(哀れむ)



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