私の平凡

□買い物と出合い
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『ハル!柳さん!』


「へぇ。男2人ってアンタ達のことだったんだ。」


『何?みんな知り合い?』


「知り合いもなにも、青学は今回共に合宿する学校の1つだ。因みに立海は関東、全国ともに青学に決勝で敗北している。」


『……なんか聞いてすいません。だからノートに力込めながら言うのやめて。地味に開眼するのやめて!』


柳さん怖いわ!
しかもハルと越前君はなんか話してるし…
あんまりにも小声過ぎて全く聞こえない…


『あっそっか!』

「なんだ?」

『いや…青学ってなんか聞いたことあるーって思ったら青春学校のコトだったんだ!納得!』

「いや…青春学園だから。間違えないでくれる?」

『うぉっ!?越前君いつのまに!?』

てかこまかっ!
いいじゃん!
学園と学校の言い間違いくらい!


「りこ。」

『ん?なんだい越前君。因みにアタシ年上アンタ年下。日本語通じたおけー?』

「何ソレ?新しい遊び?」

『もうこの子イヤ(泣)』


イジメか!コノヤロウ!



「ねぇメールアドレスと携帯番号教えてよ。アンタ面白いし。」

『いや面白いって何だよ…別にいーけど…でもアタシメール詰まんないって友達に良く言われるんだよね……』


うん。
アタシ顔文字や記号あんま使わないからなー……
みよちゃんに詰まんないってその場で言われた事あるし…

てかそんな?


「別に。それなら俺も似たようなもんだし。」

『そ。んじゃ。赤外線でいーかな?』


越前君とメアド交換かんりょー!
てか越前君もテニス部かよ…
なんか最近アタシの回りテニス部多くね?


まぁいいけどさー…
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