私の平凡

□合同合宿スタート?
2ページ/5ページ

『…………………』

「…………………」


はい気まずいー…
また?昨日ハルで気まずい思いしたばっかじゃんか…

気まずいレベル全く違うけどね。

しかもめっちゃ不機嫌…
まぁしょうがないって解ってるけど……
こっちだって大人じゃないんだ。
いつまでもこんな態度だと腹立つよね!
うん。腹立つ!


『幸村くん…』

「何?正座なら最後までだよ。」

『アレマジだったんかい!って違うでしょ!…席替えてほしい。』

「!!」

「気持ちは解るけど………………ヤダ。」

『は?何と?』

「だって面白いんだもん佐藤さんが焦ってるの(笑)」

『ちょっ!?こんなとこでドSぶりを発揮しなくていーから!』


なんだよ!
マジでドSだな!

はぁ…こんなことになるならハルと来れば良かった…あの白髪裏切りやがってー!(えっ)



「まぁとにかくコレは2人とも反省して二度と遅刻しないための罰なんだよ。諦めて(笑)」

『もう反省なら充分したって!』

笑いながら言いやがったな。


だって怖いもん!海藻が!こいつどんだけ秋原さん以外の女子嫌いなんだよ!

いや一途なのは良いことだよ。
だけど限度ってあるじゃん。コイツの場合越えちゃってるんだよ!


『はぁぁ…ほんとテニス部めんどいな………』


「!………………」


――――――――


『ぎゃぁぁぁぁぁあぁあぁ!!!!!?????』

「うるさいよ。」

『なんですってー!二時間も休みなしに正座をし続けた奴に向かってうるさいだって!?』

「赤也見てみなよ。普通だよ。」

『なんでな訳!?アイツは化け物か!』

アレから2時間…
マジで正座をし続けた。

痺れがハンパない…(泣)
てか痺れを通り越して痛い…感覚死んでるわ…

「おっ!面白いもん見つけたナリ(笑)」

『!ばか野郎来るんじゃねー!近寄るな!』

「ヒドイのー」

「てゆーか早く準備してよ。合宿所入るよ。」

「りこー!早くこいよぃ!」

「いつまでそうしているつもりだ。」

「少しずれてくれないか?荷物降ろせなくてよ…」

『……………………』


もう女子の扱いじゃないだろ!絶対!ヤダコイツら…
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ