私の平凡
□四天宝寺
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『解りました。金色くん。』
「いやーん!小春ちゃんでええって!」
『で、金色くんの隣にいる彼は?』
「………………………佐藤りこ。立海大附属中学3年E組。誕生日 2月4日、星座 水瓶座、血液型 O型、身長 157p、体重 42kg、性格はめんどくさがり。因みに小学校卒業する時に憧れの木むr『小春ちゃぁあぁぁぁんんんん!』最初からそーいいや。(ニヤリ)」
なななっコイツ何者!?
いつの間にアタシの個人情報をっ!
つかプライバシーの侵害だろ!
「堪忍やで佐藤さん。小春はIQ200の天才やねん。相手の個人情報もいつの間にか知っとる。」
『苦労してるんだね!蔵リン!』
「何でお前まで蔵リンやねん!」
『はっ!ついっ!何か蔵リンのインパクトが強くて頭から離れなくて…』
「ははっホンマオモロイな。蔵リンでもなんでもええで!佐藤さんなら。」
うっ!
キラキラスマイルキター!コレで大半の女子はノックアウト!
「あっあとの奴等は小春の隣でめっちゃ目付き悪い奴が一氏ユウジや。小春のダブルスパートナーで物真似王子言われとるんやで。」
『へっへー…』
目付き悪いってゆーかアタシの事睨んでね!?
あっさっきのやり取りからして小春ちゃんと仲良くなったから?
彼はそっち系か…
なんか残念………
「ほんで背のめっちゃ高いんが千歳千里。」
「よろしくたい。佐藤さん。」
『うん。よろしくーあれ?関西弁じゃないね?』
「千歳は九州生まれなんや。最近引っ越して来たばかりなんやで。」
『そうなんだー。』
なんか
違和感しかしないな。
「でコイツは石田銀。みんな師範って呼んどるで。」
『へっへー(汗)』
彼はホントに中学生なんだろうか…
「佐藤はん。宜しゅう。」
『うん…よろしくねー石田くん。』
これで全員かな?
長かったなー自己紹介。
「あー佐藤さん。すまんけど頼み有るんや。えーか?」
『何?明らかに良い頼みじゃ無いよね…って事でお断りします。』
「あんな、ウチにはもうひとり部員がおんねん。」
『無視!?普通に話進めちゃったよコイツ!』
「ソイツ財前光ゆーめちゃくちゃ無愛想な2年なんやけど、今サボっとって何処におるか解らんねん。」
『何その流れ…嫌な予感しまくり………』
「でや、佐藤さん。頼みっちゅーのは財前をコートに連れて来てくれへん?って事やねんけど…」
『もう予想通りすぎて笑えるな!何で!?皆で探せばいーじゃん!』