忘れな草

□act:01 序章
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何人かに囲まれての脅しもなれた。



上靴を隠されて笑われるのもなれた。



トイレから出してくれない事もなれた。



――・・・もう、どうなってもいいって思ってる。



ボク一人がどうしてこんなことに?って毎日思った。



こんな男子校にどうして通ったんだろうって何度も悩んだ。



別にどうでもいいって思えば良いって思った。



ボクを守ってくれるものなんて何もないんだから
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