忘れな草
□act:03 過先
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あの温もりのあった口付けから
目が覚めると蒼かった空は曇っていた。
風は止まる言葉を知らずなびくだけ
誰かに抱えられているのは分かった
でも目の前で叫ぶ声と色々な音を出して響き渡るぶつかり合いは
今の力の無い僕には理由が到底分からなかった。
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