銀魂
□真選組の銀時観察日記
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○月×日、執筆者沖田総悟
「銀時」が屯所にやってきて約一週間がたとうとしている
この一週間土方さんと情報集めをしている間に入ってきた情報は、まだ一つもない
今日は朝から大変だった
いつも10時くらいまでは寝てる俺が土方コノヤローのせいで6時に目が覚めてしまった
朝っぱらから屯所に怒鳴り声が響いたのだ
声の主は言うまでもない、土方コノヤロー
「銀時ィ!!何回いえばわかんだ!!寝る前にジュースはのむなってあれほどいったろ!!」
また銀時がおねしょしたのか、と思い副長室に向かう
なぜ銀時がアイツの部屋にいるかというと土方コノヤローが自ら進んで出たのだ
「あの人、本当にショタコンなんじゃねぇですかィ?」
ふと思ったことが口に出てしまう、まぁいいけど
副長室に着き、目に入ったのは、立派な地図をえがいた布団と、泣いている銀時、そしてキレている土方コノヤロー
「ひっく・・、ごめ、なさ・・・」
「いい加減にしろよ!?だから前から言ってるだろ!!」
あーぁ、銀時はまた目ぇ真っ赤に腫らして・・・
「土方さぁん、そんな怒らなくても良いじゃないですかィ」
「あぁ?何甘ったるいこといってんだよ!隊の奴らがそんなだからこいつは・・・!」
「ごめ、なさ・・、うぇ・・・・」
「銀時、これからはお菓子とかジュースをもらっても寝る前には食うな!わかったか!?」
「は・・・ぃ・・」
土方さんもすっかりお父さん気分ってか?
「ハァ・・・」
この二人を見ていると思わずため息がでてしまう
「銀時・・・、前いったよな?」
「ふぇ!!?」
銀時の肩が跳ねる
何だ?
「仕置きだ・・・」
そう言い土方さんは銀時のズボンを脱がし始めた
「ちょ、何してんでィ!土方コノヤロー!!」
「あ゛?仕置きにきまってんだろ」
「ごめ、なさ・・・許してぇ!」
「約束は約束だ、昨日いったろ?次漏らしたらケツたたくって」
あぁ、そういう事か・・・
俺ぁてっきり・・・
って何考えてんだ俺ァ
パンッパンッ
乾いた音が室内に響く
見ていればわかるが、手加減はしているようだ
「あぁ!」
「んぁう!!」
「ひゃぁ!!」
土方さんが銀時の尻をたたくたびに銀時から声が漏れる
子供のくせに、何かエロい声してんなぁ・・・
「10回!」
パンッ
「ふぁ!!・・ひっく、ごめ、なさ・・ぃ」
「これで終わりだ、次漏らしたらもう一回同じことするぞ?」
「は・・ぃ・・・」
「あーぁ、土方さん、銀時をこんなに泣かして・・・、嫌われますぜィ?」
「あ?ンなことあっかよ・・・」
「わかんねぇですぜィ?な?銀時♪」
銀時のほうに目をやるとまだ泣いている
「ぐすっ・・、ッ、ふ・・ぇ・・・」
「じゃあ俺ァもう一眠りしてきまさァ」
そう言い副長室を出る
「テメ!朝稽古またさぼんのか!?」
「それじゃ、土方さん、銀時を泣き止ますの頑張ってくだせぇよー?」
「!?」
手を振りながら自分の部屋に戻る
「はぁ、やべぇや・・・、今の銀時、何かぐっときましたねィ、これ以上近くに居たら色々とやばかったでさァ・・」
ま、これから銀時を襲わねぇよう頑張らねぇとな
あと他の虫どもを追い払うのも・・・
そうだ、藁人形でも作っとくか