銀魂
□※銀時の受難
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「・・・さん・・、ぎんさ・・・・・」
ん?誰?
誰かが俺を呼んでる
「起きろこのマダオー!!!」
「うぉわっ!!!」
銀時は慌てて目を覚ます、目の前にいたのは万事屋のお母さん的存在志村新八
「まったく、アンタはいつまで寝てんですか・・・」
呆れながらそう言う新八に対し銀時は面倒くさそうな顔をし言い返す
「うっせーな・・、良いだろ、昨日は遅くまで起きてたんだから・・・」
「アンタのことだからどうせ長谷川さんとかと呑んでたんでしょ?」
「う゛・・・」
図星をつかれては何も言い返せなくなった銀時は逆切れする
「とにかく!俺ぁもう少し寝んだよ!!」
そう言い布団にくるまる銀時に新八はしびれをきらし銀時のかぶっていた布団をひっぺがす
「だーかーらー、・・・起きろッつってんだろうがぁぁぁあああ!!仕事探してこい!!!!!!」
その瞬間新八は目を見開きながら固まる
「・・・・あ、あんた・・」
「あ゛?んだよ・・・、つーか布団返せ」
銀時はぼりぼりと頭をかきながら新八の持っている布団を引っ張る
「・・・・・・・」
わなわなと震えている新八に銀時はしびれをきらす
「だから何だっつってんだろ!!!!」
「ぎ、ぎんさ・・・な・・・」
(はぁ?何を言ってるかさっぱりわからねぇ)
新八が意味不明な言葉を口にしていると神楽が銀時のほうへやって来る
「銀ちゃーん、はやく起きろヨー、って銀ちゃん!!!?」
「ンだよオメーまで・・・」
「銀ちゃん!いつの間に性転換手術したネ!!?」
「はぁぁぁああ!!?」
キラキラした目で銀時を見る神楽
銀時は慌てて自分の身体を見る
「・・・・・・・・おわぁぁぁぁああああああああ!!!!」
(やばい、やばい・・・、やばいだろコレェェェェ!!!
俺が女に、why!!?)
銀時は慌てながらもトイレへと急ぐ
「・・・・・・・ない」
(俺の・・・
俺のバベルの塔が・・・)
「なあぁぁあああああい!!!」