銀魂
□※銀時の受難
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ゲームをおりようと思ったが
やはり一度うけたゲームは最後までやらなければ、自分の武士道(ルール)は守らなければ、と律儀にも銀時はゲームに参加したのだった
そして今銀時は副長室で鬼の副長こと土方十四郎と他愛ない話をしているのだった
最初女である姿を見られたときものすごく恥ずかしかったし土方もすごく驚いていたが
やはりいつも面倒ごとに巻き込まれたりしているせいかこういうことには慣れてしまっていた2人
色々話しているうちにいつもどおり話せるようになった
「でなー、新八がすっげぇ酷いんだよ、この姿の俺を外に放り出してさぁ」
「そりゃ自業自得だからな」
「ンだとぉ!!?」
「っつーか、元に戻る方法みつかったのかよ?」
「ん、いや・・まだだけど・・・」
「じゃあ俺の話してる場合じゃねぇだろ?」
「良いんだよお前と話したい気分だから」
その言葉に土方はくわえていたタバコをおとしそうになった
そしてみるみると顔を赤く染めていく
「ぎ、ぎんときてめっ、何いって・・・ッ」
「は?べつになにも・・・んっ」
「?」
銀時の口からもれた喘ぎ声のような声に土方はさらに顔を赤くさせる
「てめっ、なんて声だして・・・!」
「なん、でも・・ふぁっ」
土方は誘ってるのかと思いつつ銀時の心配をしているふりをする
「だ、大丈夫か・・・?何か様子おかしいぞ?」
「だ、だいじょ・・・んあぁっ」
土方はぴしっと固まる
理性というものがキレてしまったようだ
すぐさま銀時を押し倒そうとするが押し倒す前に銀時がダッシュで部屋を出て行ってしまった
しばらく唖然としていた土方だったがすぐに我に返り自分は何をしようとしてたんだ、自己嫌悪にひたるのだった