銀魂
□好きU
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「・・・・!?」
「ひ、く・・・ッ」
今、目の前で銀時が泣いている
理由は多分俺が銀時以外に好きなやつがいるような事を言ったからだろう
とにかく、今は誤解をとかねぇと・・・
・・・・−でも、こいつから告白してほしいしな
「銀時、どうしたんだよ?」
あえて銀時の泣いてる理由をわかってない風な口調で話す
「ひじ、かたぁ・・・」
「ん・・・?」
「・・・っ、・・」
「言いたい事あるんだろ?」
銀時は何も言わない
と言うか言う気がないんだと思う
こいつ、意外と恥ずかしがりだからな
「俺に、言えねぇ事なのか?」
「・・・・っ、」
「・・・・・・銀」
耳元で優しく囁いてやると銀時の顔が真っ赤になる
「・・・土方が」
「俺が?」
「土方が・・、俺にっ隠し事とかする、から・・・」
必死に泣くのを堪えながら話す銀時が愛しく思える
「そんなに泣くことか・・?」
そう言うと銀時がコクリと頷く
「・・・、だって」
「?」
「だって俺、土方の事・・・」
お、くるか?
「・・・・・」
「・・・・・」
しばらくの間沈黙が続く
「・・・何で、ない」
やっぱり、そう簡単にはこねぇよな
仕方ねぇ・・・